新井学長による講演会が行われました③

活動記録
広報担当
広報担当

こんにちは!講演会2日目です!

今回は中高生に向けての進路説明も含めた講演でした!

私も高校生の時に聞いておきたかったなぁ…

前回の講演では,一般市民向けにこれから訪れる人生100年時代をどう生きるか,
健康維持の秘訣についてお話がありました.

1日目の内容はこちら↓

(公開次第ここにリンク埋め込み)

今回は新井学長が,医者を志すにあたっての心構えや,
進路の選び方をメインにご自身の経験を交えながらお話しいただきました!

進路を選ぶにあたって

今回は講演会が始まる前に,参加される高校の生徒にインタビューをしてきました!

広報担当
広報担当

今日は来ていただきありがとうございます!

私が言うのもあれなのですが,どうしてこちらに来られたのですか?

生徒
生徒

もともと医療に興味があって,

自分の中でお医者さんになりたいという夢があることと,

こういった話はなかなか聞けるものではないので,参加してみようと思いました.

広報担当
広報担当

ありがとうございます.

今回の講演でどういったことを聞いてみたいですか?

生徒
生徒

お医者さんになるまでの道のりや,最新の医療のことについて聞けたらいいなと思います.

広報担当
広報担当

ありがとうございました!

今回は,三次市内だけでなく,周辺の高校からも生徒が来てくださいました.
講演を聞きに来ていただいた方たちの進路選択のお役に立つとうれしいです!

キャリアパス~医学部編~

みなさまご存じのことと思いますが,
医師になるためにはそれはそれは長い道のりを経なければなりません.

今回は,めでたく医学部に合格し,お医者さんの道の始まりに立ったところからを説明が始まります.

お医者さんになるには最低8年勉強しなければならない.

最近カリキュラムが変わったようで,高校を卒業後6年間,医学部生として勉強をしていきます.
2005年に共用試験が追加されました.自動車免許でいう仮免許のようなものなのだとか.

2002年からトライアルで実施され,正式に実施されたのは2005年からということらしいのですが,
これをクリアしないと臨床実習に進むことができません.
4年生の時に受け,これに落ちてしまうと5年生になることができないのだそうです.

広報担当
広報担当

人の命を預かる仕事であるだけに,難度が高いです…全国のお医者さんを尊敬します…

めでたく共用試験を突破し臨床実習などの専門教育を経て,いよいよ国家試験(国試)が始まります.
6年間で学んだこと全部が範囲になります.当然ですよね.私が受ける立場になったら緊張で泡吹いて倒れちゃいそうです…ちなみに平均合格率は90%くらいだそうです.

これだけ高い合格率なので案外簡単なのではと思いましたが全くそんなことはなく,
国試前の勉強時間は平均18時間/日ほどあるのだそうです.

広報担当
広報担当

それほどの熱意をもって皆さん勉強しているのですね…

私は勉強時間を聞いたところで泡を吹いて倒れてしまいました!

広報担当は,お野菜とお勉強があまり得意ではないので,

とても高い壁のように感じます…

これに合格すると,1回目の医籍登録が行われます.
…といっても,登録の書類などは自分で書いて用意しなければならないので,合格発表後から準備していては間に合わないそうです.

広報担当
広報担当

受かった体で書類を用意するんですね…

キャリアパス~医学部卒業後~

無事に医学部を卒業し,これでお医者さんに…!!はまだなることができません.

臨床研修がスタートします

2004年から始まった制度なのだそう

臨床研修とは2004年から必修化した制度で,

  • 医師としての人格を涵養(かんよう)し
  • プライマリ・ケアの基本的な診療能力を修得するとともに
  • アルバイトをせずに研修に専念できる環境を整備すること

を目的にしています.
バイトは禁止ですが,この期間中はきちんとお給料が出ます.
生活に困ることはなさそうですね.

広報担当
広報担当

涵養(かんよう)とは,

「自然にしみこむように,徐々に養い育てること」

を指す言葉なんだそうです!

なんだか雅な表現ですね!

1年目は最初の半年を内科で過ごし,その後半年かけて様々な科を転々とします.
2年目で自分が行きたいところを選び,そこで研修を行う…といった感じになるようです.

研修期間が終わって2回目の医籍登録を終えて認可されればやっとお医者さんになることができます.
実に8年もの期間がかかっているのです.

キャリアパス~医師として~

研修期間が終わり,ようやくお医者さんになることができました.
ここからのキャリアは自分で切り拓いていくことになりますが,進路はたくさんあります.

医師としてのキャリアパス.無限の可能性を秘めています.

初期臨床研修が終わってその後も研修を行い,専門医の資格を取ることもできます.
専門医の資格を取って開業する先生もいます.
もっと勉強して医学博士となり,基礎研究に従事する先生もいらっしゃいます.

たくさん勉強した分,選択肢はたくさんあるんですね.

ほかの研究をしたいと思えば,進路変更もできるようです.

まとめ

19日前半である今回は,キャリアパスをメインにまとめていきました.

  • 医学部卒業,臨床研修,専門研修が基本
  • 基本以外にも多様なキャリアパスが存在する
  • 途中での進路変更も可能

後半では,医学部に限らず,人生において大事にしていくべきことを新井学長が講演されていましたので,
そこをまとめていきます.

ではでは!

(ここに次の記事のリンク埋め込み)

前日の講演はこちらからどうぞ↓

(ここに前の記事のリンク埋め込み)

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